2009-06-06から1日間の記事一覧

CentOS 5.3でcmirrorを使ってみた (3)

前置きが長かったが、cmirrorを使ってみる。 ww 前回までの構成に加えて、cmirror を使うには、まずiSCSIで2つの同じ大きさのディスクを用意しておく。 ( /dev/hda, /dev/hdb とする)ここで、前回はまずclvmd までを起動したのだが、今回はこれに加えて # se…

GFSの作成

clvmdの起動まで実施したら、次はGFSの作成を行う。 GFSは基本的には、Ext3等と同じファイルシステムの一種なのだが、ファイルロックの情報をcman経由で他のノードに伝えるため、ファイルの変更がすぐに他ノードにも反映される点が普通のファイルシステムと…

GFSとNFSの比較

ストレージ共有をするだけなら、NFSの方が使いやすいのではと思ったので、GFSとNFSの違いについて書いた、こちらへのリンクを貼っておく。 http://www.redhat.com/magazine/008jun05/features/gfs_nfs/パフォーマンスや スケールアウト性能で違いがあるよう…

Red Hat Cluster とGFSによるストレージ共有

Red Hat Cluster は、HA用にも使えるのだが、同時にclvmdというCluster 対応のLVMデーモンを使って、ストレージの共有にも利用出来る。 この際、IPアドレスなどのリソースは設定しなくてもよい。こちらは、Webサーバーなど、LVSによる冗長化が可能なノードで…

LVMによるストレージミラーリング

LinuxのLVMではミラーリングが行えるので、cmirrorの準備として、まず通常のミラーリングを行っておく。まあ、テストの際には、作成したLVMは後で一旦削除したのだが、ww まず1台でLVMを作っておき、後でサーバー側をスケールアウトすることも一応可能なよう…

CentOS 5.3 iscsi-initiatorの使い方

CentOSでは、iSCSIのイニシエーターが使用できる。これを使って、Openfiler で作成したターゲットを使ってみた。wwまずパッケージとして、 # yum install iscsi-initiator-utils をインストールする。最初にサービスを起動する必要がある。 # service iscsi …