CentOS5.3でLVM cmirror を使ってみた (1)

CentOS 5.3 で新規に使えるようになった、LVM cmirror は、Red Hat Cluster との組み合わせで、ストレージの冗長化に使える機能だ。

普通のLVM mirroring はローカルディスクに対して行うことで、ディスクの不具合時にもサービスを止めないようにできるのだが、cmirror では、iSCSIなどのSANと組み合わせることで、複数のCluster Nodeでmirroring されたストレージを共有できる
加えて、Red Hat Cluster ではノード側も冗長化できるので、ストレージとノードの両方で冗長化ができることになる。

cmirrorの機能を使ってみるため、openfiler x 2 でiSCSI LUN 2つを作成し、CentOS5.3の2ノードで共有してみた。(VMは4つ)

openfiler側の使い方(通常のインストール、iSCSIの設定)と、CentOS側では、iSCSI, cman, clvmd, clogd など多くのデーモンの組合わせ方を、順に書いていく。。


ちなみにハマりどころ満載で、かなり苦労したのは内緒 ry) ww