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Openfiler 2.3 のインストール & iSCSIの設定まで

既にFreeIPAの導入のところでも書いたのだが、Openfilerはストレージとしての役割に特化したLinuxディストリビューションで、今回はiSCSIターゲットとして使用している。

元々CentOSベースらしく、インストールはanaconda で簡単に行える。Fedora 10 のKVMでインストールしたのだが、特に詰まるところは無かった。

iSCSIのターゲット自体は、Ubuntu などでも使用することが出来、(iscsitarget パッケージを使用)どのディストリを使うか悩むところだが、Openfiler の利点は
- インストールサイズが小さい
- GUIが充実している
- パッケージの追加が必要ない
などだろうか。 iSCSIターゲットの設定ファイルはさほど複雑ではなく、正直GUIの方がよほど難しかった ww 気もしたのだが、一応ストレージに特化ということでよくまとまっている。

インストール時の注意すべき点としては、
- (データ用のディスクとしては使えないので、) インストール用のディスクは小さめにする (3GBぐらい)
- GUIのユーザーはrootではなく ユーザー"openfiler", パスワード "password" でログイン可能 ww
という点だ。

1点目ではVMとして作成する場合には、デフォルトのディスクだけではなく、新たにSCSIディスクなどを追加する必要がある。ここで、Fedora 10のvirt-manager ではSCSIディスクに加えてUSBディスクも選べたため、こちらを使ってみたのだが、SCSIディスクと比べて非常にI/Oが遅かったため、すぐにやめた。 ww

一応データディスクはLVMで扱うことができるので、データディスクはまず作成したVGに追加することになる。 筆者は1つだけVGを作り、ディスクは全てそのVGに追加した。この中からLV(Openfiler ではVolumeと呼んでいる) を作成するのだが、この際、ファイルシステムとして、"xfs", "ext3", "iSCSI"が選択できた。

Ubuntu上のiSCSIターゲットでは、iSCSIのLUNとしては、dd if=/dev/zero ... で作成したファイルを使ったので、iSCSI自体がファイルシステムとして扱われていると妙な感じなのだが、Openfilerのまとめかたでは、このようになっている。w ここで、iSCSIを選ばないと、後でiSCSIエクスポートができなくなるので注意。


Volumeの作成後には、iSCSIの設定を選び、targetの作成、LUNのMAPを行うことになる。 targetの設定はほぼ自動で行ってくれる。

この後は、iSCSIイニシエーターから iSCSIで接続してみることになるのだが、筆者が試してみたところ、Openfiler 側のアクセス規制として、IPアドレスで接続元が制限されていた。(Openfiler 2.3 i386 で発生)
こちらは、iSCSIの設定で、IPごとの接続制限を行う部分があったので、そこでクライアントを許可することで解決した。 ww