Fedora11で JBoss 4.2.3, JBoss-Seam 2.0 を使ってみた (1)

Wikimedia のインフラを見ていると、Webアプリのプラットフォームとしては、 Linux, Apache, PHP, memcached, MySQL がベストな組み合わせに見えてきてしまうのだが、Java プラットフォームも気になるところではある。

Javaについてはとにかくフレームワークが多く、今まで敬遠していたのだが、諸事情により、 ww いろいろ調べてみたり、TomcatJSPから、Java Beanを呼び出したりしてみた。 ww
その結果、PHPと同一の機能を提供するだけなら、素のTomcatでもいけそうなことがわかったのだが、せっかくCentOSを使っているため、Red Hat つながりで、合わせてJBossも使ってみようと思い立った。 ww
一応、EJB, JMSなど、Tomcatのみでは対応し辛いサービスも試してみたいと思う。

種々確認したところ、JBossTomcatは、EJBの有る無しが大きな違いのようだ。EJBはざっくりいうと、PHPと同じ筐体上に別のネットワークサービス ( 実体は Corbaサービス) を立てて、PHPのサービス上から呼び出せるようにするサービスらしい。直接Java からリンクするのと比べてオーバーヘッドは大きいが、他ノードからの呼び出しがやりやすいなどのメリットがある。

念のため、EJBも使ってみようかと思ったのだが、EJB2.1とEJB3では使い方にかなり差があるらしく、また、EJB2.1はxmlファイルを大量に書かないといけないとの記述があったため、EJB3を試してみようと思った。 ww

長くなりそうなので、続きは次回。。