Fedora11で JBoss 4.2.3, JBoss-Seam 2.0 を使ってみた (2)

JBossでHTTP通信をするには、まずはJSFJSPを作成する必要がある。(この部分は、PHPに対応している ) この後、EJB(Corbaサービスに対応)を呼び出すのだが、JSF, JSPからは直接EJBを呼び出せず、 以前試したJava Bean をJSP, JSFに貼り付ける必要があるらしい。 つまり、JSP+Java Beans でPHPと同じ働きとなるようだ。

これはこれで面倒なので、何とかJava Bean を作らなくてもよい方法を探して見たところ、 JBoss のページでJBoss-Seam が紹介されており、かつ製品版では同梱されているようなので、こちらを試してみようと思う。

マニュアルを見る限り、Seamでは、JSFから直接EJB(Stateful Session Bean と Entity Bean) を呼び出しているらしく、かなりPHPに近い動きをしているように見える。 Java Application Serverには、Stateful の動作など、PHPでは実現し辛い (多分 ww memcached と組み合わせないと実現出来ない ) 機能があるので、EJB3Seam で使いやすくなったのはありがたい。

まずはSeamのサンプルファイルを動かしてみようと思う。