Fedora11にJobSchedulerをいれてみた (2)
前回に続いて、JobSchedulerの導入を実施中である。JobSchedulerの管理コンソールから複数のノードを管理できるとのことなので、今回はそちらを試してみた。
基本的にはJobScheduler のジョブは、1. ./jobs/ 以下にシェルなどを配置 2. ./config/ 以下のxmlファイルに登録、の2操作により、実施されるのだが、このうち
2. の作業はManaged Job コンソール(以下管理コンソール)というPHPアプリによって実施できる。 このアプリはデフォルト設定では localhost しか管理できないのだが、 設定を追加することで他のノードのJobScheduler も管理することが出来る。
別のノードの管理コンソールからの管理を許可するには、1. TCPの外部ポートをListen させる 2. アクセス許可を行う 3. 管理コンソール側で登録を行う
の3つの準備が必要となる。
まず、1 については、 インストール時に アクセスを許可するIPを入力する画面があるので、(デフォルトはlocalhostのみ) そこで "0.0.0.0" などを入力して対応する。 2については、 ./config/scheduler.xml の
http://www.sos-berlin.com/doc/en/scheduler.doc/remote_execution.xml
最後に、 3 については、あらかじめ管理対象のホスト名, ポート、 SchedulerIDを登録しておく必要がある。 作業は管理コンソールの"Setting" => "Job Scheduler Networks" にて行う。
http://www.sos-berlin.com/doc/en/scheduler_managed_jobs/data/settings.htm#network
正しく実施すると、 管理コンソール "Monitoring"や、"JobChain"の画面で、他ノードのSchdulerIDが表示されるようになるはずである。
続きは次回。。