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Red Hat Summit, JBoss World の内容を確認してみた(5)

何故かプレゼン資料が見当たらなかったのだが、KVM, RHEV-M の現状について一番まとまっていそうなのが、この発表になる。
http://www.linux-kvm.com/content/intro-rhev-video-redhat-summit-2009
同じページで詳しくポイントがまとめてあるので、気になったところを抜粋していく。。

サポートするハードウェアは基本的にRHELと同じなので、あまり驚くところはないのだが、仮想化対応であることを考えると、1TBメモリや、 96coreなどは多いのかもしれない。 (Unixだと割合よくある数字なので、あまり驚くところではないが。。)

この中でも触れられているのだが、一応RHEL5.4のリリースノートを確認したところ、最新カーネルと同様の内容ではないが、KSM(Karnel Shared Memory )はRHEL 5.4にも含まれているらしい。( kernel に導入されたのが、 2.6.31-32 などまさに最新機能なので、完全な形でないのは仕方ないだろう。。 ) どうもゲストごとのメモリ使用量が劇的に下がるらしく、ぜひEnterpriseで使いたい機能だ。妙なバグがないことを期待する。。

他にRHEV-Mの話もあったようなのだが、ビデオ内でデモがあったわけでは無いらしく、話だけだったようだ。ちなみにこちらには実際に管理ツールを使っているデモがある。
http://www.linux-kvm.com/content/redhat-rhev-m-virtualization-management-tool-demo
普通にVMの起動・停止を行う分には、あまりvirt-manager と変わらない印象だが、VMの検索機能等が強化されているようだ。。物理ノードが相当数増えてくると便利に感じるだろうか。。
後、、元のプレゼンのページの記述とデモを見る限り、上記の管理ツールは、High Availavility が扱える との記述があるのだが、こちらは個々の物理ノードに RHCS+vm.sh で実現しているのだろうか。。そうだとすると、Congaとの関係が若干気になる所だ。実際に使えるようにならないと何ともいえないが、リソースグループをVM管理に限定したRHCS管理ツールをかねていると考えればよいのだろうか。。 もしくはCongaとvirt-manager の機能を併せ持つのか。。実際に確認するのが楽しみだ。

最後に、RHEL6の話があったが、RHEL5 のkernelにも多くの機能(KVM, KSMなど) がバックポートされているのであまり無くても気にはならないのだが、 sVirt(KVM+SELinux), SLA manager(cgroups絡み) など、おもしろそうな機能がいろいろと加わりそうだ。 今度のkernelはどのバージョンがベースになるのかはまだわからないが、より使いやすく、強力なものになればよいと思う。