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Contrail: Linux as an NFV orchestrator

Contrail

前回の続きとなる。

前述の通り、Contrail はNeutronプラグイン/kubernetes network として使用可能だが、
これ以外にサービスチェイニングについても強力な機能を持っている。
http://www.opencontrail.org/why-mplsbgp-vpn/

通常、複数のネットワークサービス(DPI, Firewall, NATなど)を使用する場合、
それぞれのNFに、IPでのルーティングを設定し、順番にパケットを通していく。
※ VNFが複数のサーバーに分散する場合、対向のスイッチと vlan trunk接続等を構成する必要もある
サービスチェイニングの場合、これとは違い、IPルーティング以外の方法を使って、次の行き先を指定する。
https://docs.openstack.org/draft/ja/networking-guide/config-sfc.html
このため、NFの順番の入れ替え、サービスの抜き差し、等が比較的簡単に実施できる。
※ 普通のIPルーティングの場合、IP、およびルーティングの変更が必要、、

Contrail の場合、元々MPLSを使って行き先を指定しているので、
管理コンソールから適切なポリシーを割り当ててやれば、そのままサービスチェイニングが実施できる。
また、MPLSをGRE上で飛ばすので、vlan等を工夫する必要もない。

サービスチェインの設定方法については、以下を参照。
https://www.juniper.net/techpubs/en_US/contrail3.2/topics/task/configuration/service-chaining-example-ui.html


また、複数のNFを使ったサービスチェインにも対応しており、以下の2つが実施可能である。
 1. 複数のNFを順番に挟む場合
 2. 同じ種類のNFを負荷分散(ECMP)しながら挟む場合
こちらも、Contrail の管理コンソールから指定可能である。
実施方法については以下を参照。
1. youtube video (2分30秒から)
https://www.youtube.com/watch?v=wDRQq0pmln4
2. Service Chain with Equal-Cost Multipath in Active-Active Mode(1つのServiceInstanceで、複数のport-tupleを指定)
https://www.juniper.net/techpubs/en_US/contrail3.2/topics/concept/service-chain-port-tuple.html

上記の仕組みから、ContrailはNFV orchestrator として、非常に強力なものとなっている。
単独のKVMと、linux bridge、及びvlanを駆使して上記と似た動作を再現することも出来なくはないが、
ある程度VNFの数が多い場合には、上記の構成を取った方が安定するのではなかろうか、、