TungstenFabricのsupport-info

TungstenFabric の動作を解析するとき、必要となる情報についてまとめておく。

まず、ファイルシステム上にある情報として、
/var/log/contrail, /etc/contrail 内の各ファイルと、各コンテナについての docker logs で、
各コンテナの状態について、ある程度の情報が分かるようになっている。

これ以外に、実際に cassandra の中に入っている情報や、プロセス内の詳細状況を調べる場合、以下から情報が取得できる。

config-api:
 http://(config-node):8082
inspect:
 http://(control-node):8083
 http://(vrouter-node):8085

それぞれのポートにブラウザ / curl 等でアクセスすることで、各プロセスについて、詳細情報の取得が出来る。
※特に http://(control-node):8083/Snh_ShowRouteReq で、controller が持っている経路が取得できるので、まずはこの情報があるとよいかもしれない

※ inspect については、xml でダウンロードされるが、以下のコマンド等で html に変換できる
yum install libxslt # centos7
curl https://raw.githubusercontent.com/Juniper/contrail-sandesh/master/library/common/webs/universal_parse.xsl
xsltproc universal_parse.xsl xxx.xml > xxx.html

これ以外に、一般的な os 情報 (sosreport の結果、など) や、オーケストレーターの情報が必要になるケースがある。
※ kolla openstack の場合 /etc/kolla, /var/lib/docker/volumes/kolla_log 等

メール等で情報を投げる際には、まずはこの辺りから進めるのがよいのではなかろうか。