ストレージ

Puppet-LVMを使ってみた

PuppetでLVMを管理できるといろいろと便利そうなのだが、そのためのモジュールが見つかったので、使ってみた。(Puppetmaster: Fedora14, Puppetd: CentOS5.5 EPEL: puppet-0.25.5-1.el5) Puppet-LVMのリンク先はこちら。 https://github.com/puppetlabs/pupp…

Baculaの依存性(CentOS5)

EPELでBaculaをダウンロードする場合の依存性をまとめてみた。 CentOS5: # yum install bacula-client Dependencies Resolved ================================================================================ Package Arch Version Repository Size ===…

Fedora12でBaculaを使ってみた

以前バックアップ関連のソフトウェアとしてAmandaを使っていたのだが、RHEL6 Betaで取り込まれたタイミングで、Baculaに移行してみた。 http://www.karan.org/blog/index.php/2010/04/25/first-look-at-the-rhel-6-package-listBaculaはネットワーク越しにバ…

Gangliaでディスク使用率のグラフを追加してみた

GangliaのWebインターフェースはgmetricで送信した量を自動でグラフ化してくれるのだが、取った量を個別にグラフ化する形になるため、ディスク使用率などファイルシステムごとに取ったグラフを重ねて見たい場合には、個別にカスタマイズを行うことになる。今…

LPIC 304の参考資料(仮) (1)

まだ試験として始まっておらず、少々気が早いのだが、LPIC304 "Virtualization and High Availability" のシラバスを見て、参考リンクを探してみようと思う。 304はクラスタリングと仮想化に関する試験となるらしく、Linuxの資格のうちでも需要が高い資格と…

(解決)CentOS5.3でgfs_growを使ってみた(2)

以前gfs_tool freeze を使う際、 # gfs_tool freeze /mnt が上手く動かないと書いたが、( http://d.hatena.ne.jp/aaabbb_200904/20090927/1254056373 ) いろいろと検索してみたところ、このコマンドはマニュアルが間違っており、 事前に # gfs_tool list を…

(解決)CentOS5.3でgfs_growを使ってみた

以前CentOS5.3 のyum update 時に、cman が上手く起動しなくなる事象 ( http://d.hatena.ne.jp/aaabbb_200904/20090924/1253802301 ) について書いたのだが、念のため早めに上がっていたOracle Enterprise Linux 5.4を使い、パッケージの整合性が取れている…

CentOS5.3でgfs_growを使ってみた

GFSではファイルシステムのサイズを拡張することが出来るが、外部ストレージでは比較的ディスクの追加を行うのが楽なので、ディスク追加=>VG拡張=>LV拡張=>GFS拡張 の操作は割合よく行うことになりそうだ。。やり方の確認として、CentOS5.3でGFSの拡張(gfs_g…

GFSの機能を組み合わせて、CLVMのスナップショットを取ってみた(1.1)

前回の最後に、PostgreSQLを使う場合にはsnapshotを使う必要はないかも、、と書いたのだが、よく考えると、MySQLの古めの版(コミュニティ版)などはオンラインバックアップが取れなかったり等の事情により、OSコマンドによるバックアップ取得が基本になってい…

GFSの機能を組み合わせて、CLVMのスナップショットを取ってみた(1)

Red Hat Cluster Suite の CLVMでは、クラスタリングを行った状態でのsnapshotには対応しておらず、バックアップのためにはストレージ側の機能などを使用する必要がある、というのは、リンク先の話などからも間違いないようなのだが、 http://www.jp.redhat.…

仮想ディスクを複数VMでGFSマウントしてみた

virt-manager では、物理ノード上のファイルなどを使って、各VMに仮想ディスクを追加できるが、複数VMから同じファイルを指定することで、ファイルを共有ディスクのように使うことが出来る。このディスクについて、通常通りのGFSの導入手順なのだが、 LVMの…

iSCSI先のディスクにVMをインストールしてみた

仮想化環境では、外部ディスクにVMをインストールし、各物理ノード間で移動することができるが、まずiSCSIで接続したディスクにVMを導入する部分を行ってみた。筆者の環境では、仮想化筐体とストレージ(ここではクライアントPCにiscsitarget をインストール…

Ubuntu-8.04+Slony-I 1.2 でinit.dスクリプトを使ってみた

以前 slon_start でslonを起動していると書いたが、slonの稼働中によく確認してみると、psコマンドの結果にDBへの接続パスワードが表示されてしまっていた。 orzコマンド中にパスワードが表示されないようにするには、各slon向けにslon.conf を書く必要があ…

Slony-I 1.2でslonik_merge_set,slonik_drop_setを使ってみた

Slony-Iでレプリケーションを実施中に、レプリケーション対象のテーブルを追加するため、slonik_merge_setを使ってみた。slonik_merge_set は、直接テーブルを追加するのではなく、テーブルの集合としての setを作成し、既存のsetに追加する。このため、slon…

Slony-I使用時にWALログが頻繁に出力される(解決)

Ubuntu-8.04にて、PostgreSQL8.3 + Slony-I 1.2を使用していた際、archive_mode をオンにしておくと、10秒ごとにWALログ(16MB)が出力されており、ディスク領域を消費していた。 slonの設定のためと思っていたのだが、色々と設定を変更してみたところ、postgr…

Slony-I 1.2を使う上で役に立ったコマンド

箇条書きでslony-Iを使う際に使ったコマンドを書いていく。・マスターと同一のテーブルをスレーブ側に作るとき(クラスタ名はsloncluster1 とする) $ pg_dump -N _sloncluster1 -s repldb1 | psql repldb2 ・slonyが上手く動かず、クラスタで使用しているデー…

Slony-I 1.2でslonがOS起動時に起動されるようにしてみた

CentOS5.3にPGDG (https://projects.commandprompt.com/public/pgcore) からのパッケージで、slony-I をインストールすると、slonデーモンの起動スクリプトとして、 /etc/init.d/slony1 がついてくる。ただし、このスクリプトは slon_tools.conf 形式の設定…

Slony-I 1.2で複数DBのレプリケーションをやってみた

前回の例では、単一DBを複数のノードにレプリケートしたが、複数のDBを別個のノードにレプリケートする際には、複数のセットを定義する必要がある。 例えば、 set1: 1: repldb1: 1 ==> repldb2: 2 set11: 11: slmaster: 11 ==>slslave: 12 set21: 21: pgbenc…

Slony-I 1.2でカスケード接続をやってみた

Slony-I ( http://www.slony.info/ )はPostgreSQLで利用できる、マスター・スレーブ型のレプリケーション・ソフトで、既に何度か取り上げている。( http://d.hatena.ne.jp/aaabbb_200904/20090625/1245941363 ) Slony-Iでは、カスケード接続(単純なマスター…

PGDG配布のslony-Iのバージョン

以前Slony1をCentOS5.3 上で試したとき、PGDGのyumを使って各種のツールを導入した。最近またSlony-Iを使ってみようかと思い、確認してみたところ、置いてあるバージョンが1.2になっている。http://yum.pgsqlrpms.org/8.3/redhat/rhel-5-i386/以前は最新の2.…

OpenSUSE11.1でdevice mapper multipathを使ってみた (1)

OpenSUSEでも同様にmultipathを使ってみた。設定には、こちらの資料を参考にした。 http://support.novell.com/techcenter/sdb/en/2005/04/sles_multipathing.html まず、yastからmultipath-tools を導入する。デフォルトでは/etc/multipath.conf が出来ない…

Fedora11でdevice mapper multipathを使ってみた (2)

この状態で、OpenFiler にて、 # iptables -I INPUT -p tcp -d xx.xx.xx.xx -j REJECT などを実施すると、 # multipath -l の結果が、 enabled ==> failed となり、接続を止めた側のパスが使用されなくなる。 # iptables -F などにより設定を削除すると、ま…

Fedora11でdevice mapper multipathを使ってみた (1)

確実に外部ストレージへの接続を行うため、外部ストレージを利用する際には複数のHBAにより、multipathを使いたいのだが、CentOSやFedoraにもクライアント側のmultipathの機能がある。 既にopenfiler を使って、iSCSI target が使えるようになっているので、…

rsyslog-pgsql を使ってみた (2)

前回は、ユーザー postgres で書込みをしていたのだが、これはセキュリティ的にアレなので、きちんとユーザーを作ることにした。ユーザーとして、 rsyslogusr1 を作成し、データベース Syslog の全テーブルのアクセス権限を与えた。ユーザー作成 $ createuse…

rsyslog-pgsql を使ってみた(1)

以前Nagiosでプロセス数監視を行った際、合わせてログ監視が行えるかを調べていたのだが、Nagiosには、check_logs というプラグインも付属しており、エラーログなどが出力されているかどうかを確認することが出来ることがわかった。ただ、check_logs 内では…

CentOS5.3 + Red Hat Cluster + PostgreSQL + Slony-I でテイクオーバーをやってみた (2)

slon についても、RHCSに組み込みたかったのだが、個別に init スクリプトとしてまとめる必要があり、面倒なため、RHCSを使わず、手動で起動することにしておいた。 wこの後、サービスとして、テイクオーバーをスクリプト化するのだが、基本的にはRHCSでテイ…

CentOS5.3 + Red Hat Cluster + PostgreSQL + Slony-I でテイクオーバーをやってみた

前回まででSlony-I のテイクオーバー、フェイルオーバーの方法が分かったので、CentOS 5 のRed Hat Cluster と組み合わせて、冗長化を行ってみた。CentOS 5 で使えるフェンスデバイスを持っていないため、フェイルオーバーの方はまだ試していない。 あくまで…

CentOS5.3: Slony-I 2.0を使ってみた (3)

前回slony-2.0 で $ slon_start 1; $ slon_start 2; の両方をマスターノードで実施したと書いたが、slon_start 2; をスレーブノードで実施しても問題なく動作した。また、スレーブ側でも slonik_subscribe_set, slonik_unsubscribe_set を実施して見たところ…

CentOS5.3: Slony-I 2.0を使ってみた (3.1)

(3) のテイクオーバー(Slonyの用語ではスイッチオーバー)に続いて、フェイルオーバーも試してみた。フェイルオーバーは一度行うと落ちた側のデータを全て削除しないと復旧が難しいらしい。基本的には行いたくないが、ハードウェア障害などの時にはフェイルオ…

CentOS5.3: Slony-I 2.0を使ってみた (1)

Slony-I (http://www.slony.info/) はPostgreSQL用のマスタースレーブ型のレプリケーションサービスであり、MySQLのレプリケーションと同様、 1. スケールアウト 2. ディスク引き継ぎ無しでのフェイルオーバー などに使用できる。また、MySQLでは、ある時点…