Windows 互換OS -intel互換的な意味で-

現状、PC OSで、Windows の市場支配率は90%超なのだが、このうちの何割がデータ、認証の互換性により、(仕方なく)Windows を選んでいるものなのだろうか…。

PCについてはCPUもインテル系プロセッサの独壇場なわけだが、これについては、intelAMD の2社による競争となっている。こちらは、互換性の問題が比較的少ないことによっているようだ。まあ、仮想化機能のあたりでだんだんと分かれてきているようだが…。

常識的には、Windows に加えてLinuxがそこそこの出来の製品として出てきたなら、Windows, Linuxのシェア争いが始まるはずだ。これが、Windows 80%, Linux 20% 程度で落ち着いたとしても片側のシェアが0になることは普通はない。

もちろんWindowsがよい製品だということは認めるし、相互運用についてもAD, OOXMLなどの取り組みを通じて改善されつつあるのは確かなのだが、逆にいえば、「Windows 互換(データ、認証などの意味で)OS」としてのLinuxのポジションがもう少し上がってきてもよいような気はするのだ。