FreeIPA+NFS4+autofsでローミングプロファイル

Windows クライアントとWindows サーバーの組み合わせには、デスクトップのプロファイル情報等を各PCで共有できる「ローミングプロファイル」という機能がある。

Linuxを使う場合、/home 以下をautofsでマウントするようにすれば、ホームディレクトリの中身も各PCで共有できるようになる。ただ、ネットワークに負荷がかかることを考慮し、プロファイル情報だけを共有しようと思うと、ホームディレクトリの ドットファイル(.gconf など ??) だけをautofsするなどの工夫が必要となりそうだ。

マウントするディレクトリは クライアント側で指定する(/etc/auto.master など)必要があるので細かく制御を行う場合にはpuppetが必須である。また、ローカルディスクに作成する デスクトップ/ を各ユーザーで共有するか、各ユーザーで使い分けるか (クライアントの /home 以下に 各ユーザーのホームディレクトリを作るか、それとも共有するか ) についても、選択が必要となる。

前者では、PCにログインしてしまえば、他の人が作ったファイルも見えてしまうが、後者では見えなくなる。(root権限等が無いと基本的に閲覧は不可) このあたりはどちらが直感的と考えるかによるだろう ww 。