LVM cmirror を使ってみた (2)

微妙に動作が分かり辛い LVM cmirrorなのだが、分かり辛さの原因は、ノード x 1, 外部ストレージ x 2 の構成に慣れないためだと思う。
普通、IAサーバーで構成できるノードよりもSAN向けの外部ストレージの方が高価で、かつ壊れにくいため、冗長化のためにストレージを2台用意することは少ない。

cmirrorは根底にSANストレージ 2台でmirroringを行う機能を利用するので、最低でもSANストレージが2台必要となる。
雰囲気としては、MySQLなどでReplicationと組み合わせてデータ自体を冗長化する状況に近いのだが、MySQL スケールアウトのように内部ディスクに書き込むのではなく、ディスクも共有するので、これともまた少し違う。

書いていく順番が難しいのだが、通常のRed Hat Cluster, 通常のLVM mirroring, iSCSI2つをバックにした通常のミラーリング、 通常のCLVM+GFSを前段に置き、最後にiSCSI 2つをバックにしたCLVM+cmirror+GFS という順番でまとめようと思う。

まあ、ここまで書いてもまだノード側のTakeOverを書いていないのであれなのだが、後はRed Hat のマニュアルがあれば何とかなるだろう ww 。