OpenSUSEで11.1で heartbeat2 を使ってみた(1)
これまで何度かCentOS, FedoraのRedHat Cluster について書いてきたが、Red Hat Cluster と同様に、 OpenSUSEでは、heartbeat を使って、冗長性を確保している。以前Ubuntuでheartbeatを使ったことがあったので、これまで先延ばしにしてきた(基本的に設定は同じのため) のだが、一応、OpenSUSEでも実施してみた。
インストールは
# yast
の"Software"==>"Software Management"で、 heartbeatを指定して行う。(依存性により、必要なファイルがインストールされる。 )
heartbeat の設定は他のディストリビューションと同じで、 /etc/ha.d 内の、 ha.cf, authkeys, haresources を設定するだけである。
apacheがインストールされていなかったので、同じくyastからインストールし、
# /etc/init.d/heartbeat start
を行うことで、サービスが実行されることが確認出来た。 VM 2つでやってみたところ、特にfencedeviceなども必要なく、
# /etc/init.d/heartbeat stop
だけで、フェイルオーバーが実施出来た。 一応、pacemaker パッケージを導入することで、haresources ではなく、xmlファイルを使った構成もできるらしい。