Ubuntu 8.04LTSで、Eclipse を使ってみた

筆者のPCはUbuntu 8.04 LTS で稼働しており、(ちなみにこのブログは tomboy ( http://projects.gnome.org/tomboy/ ) で書いている) Synaptic からEclipse を導入すると、「アプリケーション」→「プログラミング」に自動的にEclipse の起動メニューが追加されたのだが、そのまま起動すると頻繁にOutOfMemory エラーが生じるという問題があった。

これは、javaに割り当てるメモリが足りないためなので、コマンドラインや設定ファイルから -Xmx などを多めに割り当てれば解決するのだが、色々試してみたところ、コマンドラインから直接引数を変更する方法が分かったので書いておく。

$ eclipse -vmargs "-Xms128m -Xmx700m  -XX:MaxPermSize=256m -verbose:gc" &

-verbose:gc は無くてもよいが、ヒープ領域の状態が見やすくなるので、一応つけておいた。 MaxPermSize はヒープ領域とはまた別の設定(永続領域の最大値)で、これも念のためつけておいた方がよさそうだ。。 ( エラーメッセージがヒープサイズがらみだった気がするので、永続領域は関係ないかも ... )

-Xmsはヒープ領域の初期値なので特に設定する必要はないが、大きめに取っておくと起動が若干速くなるはずである。もっとも体感ではあまり変わらないが。。 -Xmx は700MBと大きめに取ったが、ここまで大きくする必要は無く、せいぜい100-200MB程度でよさそうだ。

とりあえず、これで問題なく起動できるようになった。ちなみに、後でBIRT, JasperReports などのレポート系のツールを試してみたいので、その準備となる。