transparent service chain

Tungsten Fabric では、以前記載したL3 のサービスチェイン (http://aaabbb-200904.hatenablog.jp/entry/2017/10/29/223844) に加えて、L2のVNFのサービスチェインにも対応している。
http://www.opencontrail.org/building-and-testing-layer2-service-images-for-opencontrail/

この場合、vrouter と vrouter の間で、L2 (linux bridgeのような動作) のVNFを挟む構成になるのだが、この際、実際には、送信元のvrouter と 送信先のvrouter の mac address をサービスチェイン用の値に書き換え、そちらを使って、VNFを通すような仕組みとなっている。
※ vrouter 自体は、この場合もルーターとして振る舞うため、left, right のサブネットは異なっていてもよいことに注意

設定方法としては、リンク先のブログと同様で、
Service Template で、'Mode': 'Transparent' を選ぶ必要があること以外は、L3サービスチェインと同じ操作となる。

※ VNFとして、VyOSで試す場合、以下のコンフィグを設定することで、L2サービスチェインが動作することを確認している

set interfaces bridge br0
set interfaces ethernet eth1 bridge-group bridge br0
set interfaces ethernet eth2 bridge-group bridge br0