PythonでExcelを操作する時のメモ

Windows版のPythonとwin32com モジュールを使うことで、VBAからしか使用出来ないような機能が Pythonからも使用できるようになる。
Git等と連携できる点や、普通のPythonモジュール(正規表現XML/JSON処理等)が使える点が圧倒的に便利で、、もはやVBAには戻れない。

インストール

本体とモジュールをインストールする(Windowsのみに対応)

http://www.python.org/ftp/python/2.7.3/python-2.7.3.msi

  • win32comモジュール:

http://sourceforge.net/projects/pywin32/files/pywin32/Build%20218/

役に立つリソース

  • 全般的:

http://mono-comp.com/programming/python-win-excel
https://sites.google.com/site/pythoncasestudy/home/pywin32kara-comwo-tsuka-tsu-te-excelwo-sousa-suru-houhou

  • セル数が多いときの必須テクニック:

http://d.hatena.ne.jp/Wacky/20091011/1255259575

https://github.com/aaabbb200909/test01/blob/master/win32excel.py

  • 追記: Oreilly本(特にmakepy.py の使い方)

http://oreilly.com/catalog/pythonwin32/chapter/ch12.html


※ ちなみにPerl/Ruby等でも類似のモジュールがあるようなので、お好みで

2013年04月06日のツイート

Apache qpid稼働確認時のメモ

※ CentOS6のqpidで確認
CentOS python-qpidパッケージにはいくつかサンプルのスクリプトが付いてきており、そちらを使って、qpidの動作確認をする場合のメモ。
ファイルの置き場所は /usr/share/doc/python-qpid-0.14/examples/api/ で使用するファイルは hello, drain, spoutとなる。
helloは指定されたキューにメッセージを書き込み、そのまま受信するので単体で使える。(Exchangeに対しても使用可能)
drain, spoutはそれぞれ受信/送信だけを行うので、組み合わせて使う。(Queueではなく、Exchangeに対して使う場合はは工夫が必要。。)

qpidのインストールを終えたら、まずhello で helloworldがかえってくるかを確認する。(単体qpidでの疎通確認)

./hello

その後、drain -r -f amq.fanout を実行しつつ, spout amq.fanout で、任意のexchange, queue 指定でメッセージ送信が出来るかを確認する(bind, routing のテストにも使える)

./drain -r -f amq.fanout
./spout amq.fanout

※ amq.fanoutはqueueではなく、exchangeのため、メッセージを受信するためには、drainの-fオプションが必要なことに注意。。

サイズの異なるメッセージを送りたい場合第2引数にテキストファイルを指定するとそちらをメッセージに含めることが出来る。

./spout amq.fanout $(cat aaa)

queueを作成したい場合はqpid-config (qpid-tools パッケージを使用)

qpid-config add queue キュー名

※ デフォルトで作成されているamq.fanout, amq.topic などはExchangeで、メッセージを貯めることが出来ないので注意。。

queueが作成されたかどうかはqpid-config で確認できる。

qpid-config
qpid-config queues

なお、キュー定義をdurableにしておかないと、qpidd再起動時にキューが消えてしまうので注意。(qpid-cpp-server-store パッケージが必要)

qpid-config add queue キュー名 --durable

GitでExcel2003のdiffを取る方法

やり方はまず、次のページからファイルのダウンロードを行い、 xls2txt を作成しておく。
Linux or Cygwin上で実施可能
http://wizard.ae.krakow.pl/~jb/xls2txt/

その後、次のページの形式に従って、.git 以下を編集しておく。
http://sixtease.livejournal.com/45387.html
.git/config に

[diff "excel"]
  textconv=/usr/local/bin/xls2txt.exe -A

.git/info/attributes に

 *.xls diff=excel

これで、git diff でExcelの記述がテキストのdiffで表示されるようになるはず。
※ Excel2003でしか試していないので、それ以外だと無理かも。。

rsync+Gitで設定ファイルの差分管理

基本的にサーバーの設定はPuppet経由で実施しており、かつmanifestをGitで管理しているので、変更内容は後から容易にトラッキング出来るのだが、1台だけで実施していた作業や、暫定的に追加した対応については、サーバー上の設定を直接変更していることも多い。

その部分については、基本的には設定項目をExcelで管理していたのだが、変更項目が多かったり、今までに無い変更だったりすると、台帳のフォーマットに大きく変更が入ってしまうことがある。
また複数人で作業していると台帳更新が徹底されないこともあり、もう少し上手いやり方が欲しいところだった。

より上手い方法として、サーバー上で変更が頻繁に入る部分を、日次でrsyncでGitサーバーに転送しておき、かつGitサーバーではcronでdailyコミットを行うことで、各設定ファイルの差分を管理していくことにした。

やり方としては次のようになる。(CentOS6で実施。)
1. Gitサーバー側での作業
1-1.
次のような/etc/rsyncd.confを作成しておく。

uid = root
gid = root

[rsyncbackup]
        path = /srv/rsyncbackup
        read only = false

合わせて/etc/xinetd.d/rsync でdisable = no を設定し、xinetd を有効化しておく。

1-2.
/srv/rsyncbackup でgit initを実施しておく。

1-3. cronに次の登録を実施しておく。

 cd /srv/rsyncbackup && git add -A . && git commit -m "daily commit" > /dev/null 2>&1

2. 管理したいサーバーに 次のcronを登録する。(転送対象, 除外対象、転送時刻は適宜変更)

2 1 * * * cd / && rsync -aqzR --exclude=/etc/selinux /etc /usr/local serverfqdn::rsyncbackup/$(hostname)

これで、各サーバーの設定ファイルがGitで管理できるようになる。普段.yyyymmdd などのバックアップファイルで管理している部分までdiff形式で取得できるようになるのでとても便利だ。また、スクリプトの開発等で使用しているサーバーに入れておくことで、各サーバーにGitを入れなくてもスクリプトのバージョン管理が出来るようになる。

[考慮点]

  • 一部のファイル (/etc/adjtime など) は定期的に内容が変化して、その度にコミットが発生してしまう。こちらを回避するために不要な項目については .gitignoreに追加していく必要がある。
  • Gitはレポジトリのサイズが大きくなるとgit status, git log --stat などのスピードが落ちるので、各サーバーから送付するサイズはできる限り絞った方がよい。
  • DBの中に設定を持つような場合、PostgreSQLならテーブル指定のpg_dump等を使用して設定ファイルとして落とし込む必要がある。
  • rsyncに--deleteをつけた方がよいかは今後の課題。

[今後の展開]

  • Puppetマニフェストもそうだが、こちらのレポジトリもRedmineと組み合わせておくと、チケット内容(日付、実施者、変更意図、作業ログなど)と実機の設定変更の内容を関連付けることが出来る。後から実施内容を振り返る際にとても便利そうだ。。


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覚えたい開発ツール群

開発ツールはこれだけ覚えておけばひとまず安心だろうか。以前の"オープンソースまとめ"と合わせて、メモしておこう。。
git, redmine, jenkins, selenium, sonar, eclipse, jmeter, testlink, sphinx

perlでgmetricを使う場合の注意点

こちらのperl gmetricだが、v3.0用で3.2系では動かなかった。。 https://github.com/athomason/perl-Ganglia-Gmetric-PP 3.1以降を使う場合はこちらをおく必要がある。 http://pastebin.com/NyzGVdW8