2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Fedora11にJobSchedulerをいれてみた (3)

managed jobの設定をしていて気づいたのだが、managed jobとしてジョブの登録を行った場合には、出力ログに、std_out の内容が表示されていないようだ。 理由はよく分からないが、Javaとして、openjdkを使っているのがまずいのかもしれない。一応JobChain 等…

Fedora11にJobSchedulerをいれてみた (2)

前回に続いて、JobSchedulerの導入を実施中である。JobSchedulerの管理コンソールから複数のノードを管理できるとのことなので、今回はそちらを試してみた。基本的にはJobScheduler のジョブは、1. ./jobs/ 以下にシェルなどを配置 2. ./config/ 以下のxmlフ…

Fedora11にJobSchedulerをいれてみた (1)

前回ジョブ管理の話で、JobScheduler ( http://jobscheduler.sourceforge.net/ ) のことを書いたが、これを実際にFedora11にいれてみた。最初、Fedora11としてはx86_64 ホスト上のx86_64ゲスト(Linux KVM) を使ったのだが、jobschedulerの起動の際 bash: /us…

Gangliaでインベントリ管理をやってみた

製品版の運用管理製品には、インベントリ管理として、各ノードのIPアドレス、ホスト名やミドルウェアごとのバージョンを確認できる機能がついている。同じことをFedora 付属のツールで行おうとしてみたのだが、手っ取り早いオプションとして、Ganglia のgmet…

Fedoraでの統合システム運用について整理してみた

前回までに何度か統合システム運用に属するパッケージについて書いてきたが、ここで、Fedora11までの現状についてまとめてみようと思う。なお、ここでいう統合システム運用は、多数のサーバーを楽に管理するパッケージのことで、 1. 監視(ネットワーク、サー…

Fedora11 でPostgreSQLの複数インスタンスを作成してみた

PostgreSQLでは、1つのインスタンスに複数のDB, 1つのDBに複数のスキーマ、 1つのスキーマに複数のテーブルを作成できるが、公式マニュアルを見る限り、複数のポートを指定して複数のインスタンス ?? を立ち上げる方法は載っていなかった。 このあたりはpost…

PostgreSQLのバックアップリカバリ (1)

Nagios との連携から始まったのだが、最近PostgreSQLを集中して触っている。その中でバックアップ&リカバリを試してみた。PostgreSQL のバックアップは、DBの機能を使ったものでは、 1. pg_dump によるDBごとバックアップ 2. WALによるフル・差分バックアッ…

Nagiosとrsyslog-pgsql を連携してみた

PostgreSQLの使い方を一通り覚えて、ようやく当初の目的である、Nagiosとの連携を試すことが出来た。 基本的には、PostgreSQLに貯めたsyslogから、該当時刻(ここでは15分ごととした) のログを取り出し、その中に正規表現で表現されるログがあるかどうかを探…

rsyslog-pgsql を使ってみた (2)

前回は、ユーザー postgres で書込みをしていたのだが、これはセキュリティ的にアレなので、きちんとユーザーを作ることにした。ユーザーとして、 rsyslogusr1 を作成し、データベース Syslog の全テーブルのアクセス権限を与えた。ユーザー作成 $ createuse…